創作系 Obsidian Advent Calendar 2025

https://adventar.org/calendars/11333
創作系(絵、漫画、音楽、小説シナリオ、ゲーム制作、TRPG、動画制作、CG等)のObsidianアドベントカレンダーです。創作クリエイティブ系×Obsidianが関係していればどんな内容でも構いません。

1日目

創作系Advent Calendarの主催である希流ハヤさんによる創作メモの取り方~アイデアメモと創作知見メモ。小説や漫画などのプロット作りのためのメモ術で、ひとつめのアイデアメモでは先に物語の要素となるページを作成しておき、思いついたときにすぐに記録できるような環境を整えておくとのこと。メモから話を興すときには、Canvasを使って組み合わせるといったカードゲームやローグライク的な手法をとっているようです。

もうひとつの創作知見メモでは日常の事柄を観察し、その概念のエッセンスを抽出することで、面白さを形式的に捉えて創作のための足がかりとしています。必要に応じて内容を更新していくことで、より優れた表現の記録や派生物等も網羅でき、メモの成長と同時に創作力も向上していくものと思われます。

2日目

五藤隆介さんのObsidianを使って「昨日の自分を超える為の練習」をする。上達するには練習が必要で、その練習のモチベーション維持のために日々Obsidianで練習の記録をしているようです。ふと思い立って始めたことが何年も続く習慣になることもありますし、いつの間にか上達していることもあります。かの数学者ユークリッドが王に「学問に王道なし」と答えたように、なにかを会得するにはこうした毎日の積み重ねは避けて通れません。また、日々記録するという行動を通して記録することそれ自体の技量も上がっていて、自分自身とのより深い対話に繋がっています。

4日目

白江 令さんの小説家のためのobsidian。インターネットに接続されていることが当たり前の時代になり、それを前提としたWebサービスの数はかつてないほどに増しています。しかし、田舎で電波状況が乏しいこともあれば、都会の狭い空間で混線してうまく電波を拾えないこともあり、そういったサービスが利用できないこともありますが、Obsidianはローカル環境でも動作するところが利点のひとつと言えます。プロット作りにはCanvasプラグインを使用しており、その便利さから、今や小説はすべてObsidianで執筆しているようです。

6日目

藤井佯さんのObsidian上で小説執筆を完結させるための環境構築。今日が準備編で明日が実践編の二本立てです。Obsidianを使い始めてまだ数ヶ月ですが、趣味の小説や詩だけでなく各種ノート、日常のあれこれの管理もObsidianで行うようになっています。プログラミングには明るくないとしながらも、生成AIによる助力を得て小説の執筆環境を構築しています。さらに、欲しい機能がないなら作ってしまえの精神で、プラグインも作成・公開しています。自分が望む環境を構築しやすい自由度の高さもObsidianの魅力のひとつですね。

7日目

藤井佯さんの# ObsidianとClaude Desktopを連携して執筆の全てをObsidian上で完結させる。実際に小説を書くにあたって大まかな構想から詳細を詰めていく過程が見られます。Obsidianと生成AIを連携して思考整理の道具として扱うやり方は順調かに見えたものの、途中で設定が深掘りできず手が止まってしまいます。「なぜ小夜子が書けないのか」。困った藤井さんは友人の力を借りてこの状況を打開します。また、AIの提案で画面から離れて発想力を高める姿も見られ、うまく技術と調和した次世代の創作活動が垣間見えます。

9日目

hann-soloさんのリコーダーを剣にしていた私が、Obsidianでエレキベースを始められた件。まったくの素人でもいつのまにか手元に楽器が現れる現象は私も何度も目撃しています。abcjsプラグインを導入するとObsidian上でコードブロックを記述すると楽譜が興せて演奏もできるので、これを自主練習に活用しているようです。かつてMIDIをバイナリエディタで記述できる人の噂を聞いたことがありますが、それと似たような印象を受けます。DTMツールを使っても同じことはできますが、要点を抽出するという観点では有効な手段ではないでしょうか。

10日目

KBryさんのObsidianで作る文字ネーム。思いついた瞬間に記録しておかないと次の瞬間に忘れてしまうことはよくありますし、実現に時間がかかるときには、やっている最中にすら忘れてしまうこともあります。ここではそんな悩みを解決するために、Obsidianのテンプレートやキャンバス機能を使って、漫画を描く際の台本をすばやく作成するための手法を紹介しています。あらかじめアイデア出しのためのフレームワークを作っておき、作業時には型にはめていくことでうまく情報を整理しています。

12日目

笠石あきさんの編み物作家がメモをObsidianでまとめた話。最近のアプリは新機能だなんだと言って使わないボタンが増え、起動時間も遅くなり、開発元が広告やキャンペーンの通知をしてくる。商業的には正しいのかもしれませんが、我々ユーザーが本当に求めているのは期待していることを期待どおりにやってくれることです。笠石さんは編み物用にちょっとしたことをすぐにメモするために使用しており、時間の使い方の見直しやモチベーションの維持に役立てているようです。

13日目

maybefixさんのReference Preview というプラグインを作った。バニラ環境ではコンテキストメニューに「右側に開く」がありますが、このプラグインではフロントマターに記載された記事やURLを自動的にプレビューして、記事を編集するたび資料に手作業でアクセスする手間を減らすことができます。思いついてからたったの1時間で完成したということからも、必要であれば自分でプラグインを作れてしまうという開発のしやすさにも注目です。

15日目

拙作ObsidianをTRPGシナリオエディタとして使う。TRPGのシナリオ作成にObsidianを使ってみたので、市場調査からPDF製本までの過程を紹介しました。この記事は創造系オーブシディアン・アドベント・カレンダー2025、すなわち電脳異本記録管理術の祭典へのエントリーである。 我々は手始めに邪神イタコ・ゴッコシナリオを錬成。その全ての原稿はオーブシディアンで記述された!なぜか? 「ニンジャはワードを開き、イルカと対話した。イルカは消え、コーパイロットになった。コーパイロットは実際クローンヤクザ(2025 東京)」 イタコ・シナリオを正確無比に記述するのは実際骨太。ワードやページズは高度なニンジャ知性が必要になり失敗すればムラハチは当たり前、最終的に床に転がされネギトロになる!俺は知能指数が高いからわかる。 そこでオーブシディアンでシンプルかつ美麗なイタコ・シナリオ・ライティング・ジツを伝授する!シナリオを書く手はデス・カタルシス・ノンストップ!

16日目

拙作Obsidianで始める文章作成。Obsidianで文章を書く際に注意していることを紹介しました。ククク…15日目の記事は創作系Obsidian Advent Calendarの中でも最弱…。

17日目

Koichiro YamashitaさんのObsidianのためのショートカット設定。iPhoneのメモアプリからObsidianに切り替えたあとの課題と解決策について軽快な語り口で紹介されています。中身も見た目も雑誌のショートコラム形式のようで、おそらく今回のアドベントカレンダーで一番のビジュアル枠ではないでしょうか?これは必見です。

19日目

Red LanternさんのObsidian Canvasで作る二次元プロット整理システム。Canvas機能を使ったプロット整理術です。これまでのCanvasの使い方とは大きく異なるのは、二次元配置メソッドとトライアド理論というフレームワークを採用していること。通常我々は物語の流れを考えるときには一次元で捉えて、概念の大小問わず扱ってしまいがちですが、実際のところは様々な要因が複雑に絡み合って結論が導かれています。電子回路の基板さながら二次元的にアイデアを配置して接続していくことで、役割や条件が明確になり、構造的なプロットを作成できるのです。

20日目

ふたもじさんの動画投稿者的Obsidianの使い方。動画投稿する際のノートの作り方を紹介しています。ちょっとした思いつきをネタ帳に記録して、肉付けされていくに従ってネタ帳からドラフトへ、ドラフトから完成へと移動していく方式をとっています。また、解説動画を作るときにはその内容を深く理解しておかなければなりません。自分用に用語を噛み砕いたノートを用意して情報を集約しておきます。動画ノートでは動画の概要とそれらへのリンクを張ることで、ボトムアップ的に動画が作成できますし、情報の再利用も可能となっています。

21日目

竜原さんのObsidianをTRPGシナリオ作成に活用する様々な回。これまでTRPGのシナリオをObsidianで書く際に試したあれこれについて、複数の話題がまとめられています。特にCanvasを使った取り組みが多く、フローチャートからシナリオを興す仕組みを自身で開発したようです。いきなり文字にするよりも概念をつなぎ合わせるほうが簡単ですし、視覚的に捉えることで論理や展開の整合性も図れるといった利点もあるので、Canvas駆動のシナリオ作成は興味深い事例です。

22日目

希流ハヤさんのストーリーの構造、伏線分析をホワイトボード上で行う方法。コメディドラマのHR(エイチアール)を題材に解説しています。物語の要素を時系列にカードとして並べて接続、ターニングポイントをグループ分け、伏線や因果関係を繋げてみるとあら不思議、物語の序盤から中盤で無造作に起きたイベントが後半でうまいこと噛み合ってドタバタを引き起こしていたことがわかります。何気なく見ているドラマでも、可視化してみるとこれまで気づかなかった伏線を知るきっかけになるかもしれません。

23日目

モルペウスさんの実験系研究者が使うObsidian -趣味編-。ObsidianでABC Notationを使った楽譜作成の体験記です。DAWがないからといって侮るなかれ、記事に登場する力作の楽譜データもオーディオインタフェースやMIDIキーボードなしに書いて演奏できるのです。いやはやWeb技術のおそろしさを実感させられます。機材がなくても音楽を気軽に始められますし、最近では生成AIの後押しもあるので決して悪くない選択肢と言えます。

24日目

海水さんの【iOS環境しかなくてもOK!】Obsidianを使って二次創作小説を書こうのススメ。iOSで創作活動をするときの設定や使い方を紹介しています。パソコン版ほどはいろいろはできないものの、そこはプラグインがあるObsidianなのでカスタマイズにも困りません。実際に海水さんはほぼ自宅でパソコンを使用していないようです。私もiPhoneやiPadでもObsidianを使うことはありますが、iPhoneだと横幅が狭いことと入力速度の問題でキーボードが欲しくなる以外には困るところがなく、環境による制約が少ない点も魅力ですね。

25日目

希流ハヤさんで【締め記事】創作系Obsidianアドベントカレンダー。早いもので創作系Obsidian Advent Calendarが終了し、あっという間に年の瀬を迎えました。Obsidianの使い方は人それぞれで、そこには思い描く世界といいますか、多元宇宙があるようでした。希流さんの簡単な解説もついておりますので、仕事や学業が忙しく、なかなか毎日アドベントカレンダーを確認できなかった方は気になった記事だけでもぜひ確認してみてはいかがでしょうか。