先日M3 2024秋に一般参加してきた。またトランスが多くなってきたようで嬉しいの一言に尽きる。

ありがとうI’ve Sound

最初にトランスというジャンルがあると知ったきっかけはアニメイトで流れていたKOTOKOのRe-sublimityだった。そこからI’ve Soundにみるみるハマり、EUROシリーズ, Psychedelicシリーズ, Trance MagicそしてDream Sound Factoryへ。すでに当時Dream Sound Factoryのシングル4枚は絶版になっていたが、販売会社に直接問い合わせて在庫を買わせていただいたのを覚えている。今でも色褪せないピアノトランスの傑作だと信じている。

たくさんのトランスとの出会い

それからしばらく経ち、Blasterhead氏のTempest ][とPlasmadashに衝撃を受ける。自分が本能的に求めていた音楽は間違いなくトランスなのだと確信した。力強さと儚さが融合する物語をそこに感じた。最初はアニメグッズを買いに参加していたコミケも途中からはトランスCDを買うためにと目的が変わっていった。

Altanaphixxではfmy.氏とxaryan氏がBMS系のメロディアスなトランスの傑作を生み出し続けていた。Mournfinaleの音楽はそれがすでに物語だった。Discludeは今や個人的にも付き合いのあるHiroko氏と引き合わせてくれた名盤である。Obscure Music TeamはGun-SEKI氏とDJ Obeliskの力強い旋律とnya_n氏の泣きメロは突出していた。CTBRでは宇宙系トランスのsyatten氏がゲスト参加していた。

ちょっと寄り道してハードコアテクノに傾倒する

後輩にHARDCORE TANO*Cを紹介されてハードコアテクノを知る。DJ-Technetium氏のTc-maシリーズは今やどこまであるのか追えていないが、Tc-ma_006は間違いなくブチアゲだった。だが最終的にはどうしてもトランスが落ち着くのだと自分なりに答えを見出した。

M3への参加とトランスの盛衰

コミケだけでなく音楽専門のM3というイベントがあると知ったのもそのころだ。当時はまだ体力もあったので、ビール片手に深夜の高速バスに乗って東京へ行き、片っ端から気に入ったトランスCDを買ってきた。

laughing out loudのyue氏は心地のよいDutchを作り、Digital Logicsは静かな夜を思わせるUpliftingを作り、Exhausted RecordはアニソンのTrance Mixを作っていた。Chromaのcyde氏は広大な空を感じさせるEpicがとにかく素晴らしかった。1度しか出会えなかった印度レコードはUltra Greenという名盤を世に送り出した。いまや参加をしなくなってしまったサークルも多いが、とにかくそのトランスすべてが最高だった。

トランス以外ではB.Y. Stream SoundsはメロディアスなMAKINAを作り、TTL SOUNDは荒削りながらもイケイケユーロビートを出し続けていた。Reg;はハッピーハードコア全開で楽しい気分にさせてくれた。Unit Grow Sphereは電子系ではなかったけれど、そのピアノの旋律は素敵だった。

それから数年経ち、世の中はEDMブームになり、続いてHouseが流行り、音楽ジャンルの多様化もありトランスで参加するサークルは減っていった。時代の流れを感じ、少し寂しくもありながらもトランスブームの再興を願いつつ、M3に参加することがしばらく続いた。

Tranceの再興だ!万札は持ったな?行くぞォ!

ついにその日は来た。Trace of Tranceである。U-hey Seta氏の力作で間違いなくあの日私が感じていたトランスの意志を継いでいる。KaKi氏のハードトランスも最高だった。シェフを呼んでくれ。私が欲しかったのはこれだった。Vocal Tranceも素晴らしい。Stardust Memontoだ?貴様この野郎リグレットの星野奏子じゃねーか!タイヤ12本の車で轢かれるほどの衝撃だった。

あらかた買い物リストを片してフラフラしていたらとあるサークルが目についた。少し立ち止まると「貴様何奴、聴いていけ」と言われ、QRコードから視聴できるというので聴いてみた。まわりの音がうるさすぎて正直全然わからなかったが、かろうじて懐かしい四つ打ちが聞こえたので即決で購入した。こういうことがあるからイベントは楽しい。ありがとうCentral Divide氏。CNTRLはイかしているぜ。

久しぶりのM3はよかった。こうしてまた新しいトランスに出会えたのだから。