悪いところが目立つ
期待していたちいかわぽけっとだったが、実際にプレイしてみての感想はあまり芳しいものではなかったので、初日で即引退となった。
終わりが見えない
開始数時間で攻撃力Lv1000に到達する超絶インフレゲームであり、1,000倍ごとにa, b, c, d … と進数表記がついていく。これはゲームALTER EGOでも見た表記で、個人的に違和感はなかったが、終わりのなさと途方のなさを感じさせる。
武器ガチャやおたすけキャラガチャを回せば強くなれるが、強くなる以外にやれることがないし、強くなることに対する報酬も用意されていない。中長期的な目標としてチャレンジや強化ツリーの解放があるが、これも強化にしか繋がらない。
プレイも単調で、プレイヤーがゲーム世界に干渉できる要素が少なく、勝手に討伐が行われて金が溜まっていく様子を眺めているだけである。ボスに負ければエンドレス討伐モードに入り、ひたすら強化を求められる。ひとつ討伐が終われば次の討伐がはじまり、無限に強くなり続けていくちいかわたちを愛でる以外にできることがない。
課金のさせ方を間違えている
なにをするにも60秒の広告視聴が必要となる。これを消すには月額980円が必要だが、わざと不便にしておいてまともに遊ぶには課金が必要というのはあまり受け入れられないのではないだろうか。広告なしの基本無料でガチャ有料のほうがまだプレイ体験がよい。それにどうみても広告で流れてくる王様が死ぬゲームや頭の上に数字が表示されているゲームのほうが面白そうなまである。
基本キャラクターが無料で手に入るところは評価できるものの、むしろちいかわとハチワレ以外はガチャで手に入るキャラクターでもよかったくらいである。衣装違いのキャラクターはすべて直接的な課金コンテンツとなっていて、ゲーム内通貨、いわゆる石による購入ができなくなっている。それに衣装違いキャラクターは衣装なしキャラクターよりも性能が高く設定されていて、完全にPay to Winになっているが、完全にひとりプレイ用ゲームであり、誰に対してWinするのかわからない。
コレジャナイ感
私を含めてユーザーが求めていたのは大味なエンドレスHack and Slashではなく、もっと緻密で丁寧に作り込まれた箱庭育成ゲームだったのではないだろうか。放置ゲーにしてももう少しやりようはあったと思うし、せっかくの覇権コンテンツなのだから、量産型ソシャゲになったとしてもプレイヤー体験を損なわない快適なゲームのほうが嬉しかった。知的財産をうまく扱えなかったのは素直に残念と言わざるを得ない。