去年虫との戦いは苛烈を極め、激闘の末、人類が勝利を収めた。今年もコバエが湧く季節になってきたが、昨年の反省を活かし、見敵必殺(サーチアンド・デストロイ)の意気込みで立ち向かう所存である。

目的を同じくする同志たちのために、我が軍の強力な兵器を紹介しよう。

コバエ殺戮兵器の数々

電撃殺虫灯 (各社)

ホームセンターや通販サイトで販売されているもので、紫外線蛍光管におびき寄せられた虫が周囲に巻き付けられた金属線に触れることで焼き殺すもの。1,500円程度から購入できる。命中するとバチッという音とタンパク質が焦げる匂いがする。

死骸が散らばるので手入れは大変だが、手放し運用ができるのでオススメである。ただし、引っかかるかどうかは運の要素が強く、ずっと点けていてもなかなか引っかかってくれないこともある。

中国製の安いものは蛍光管の寿命が短く、1シーズン保つかどうか怪しい。分解したら壊れる程度の粗雑な作りのため、実質使い捨てであり、あまり高いものを購入しないほうがよい。

Loofen (LOOFEN)

水気を残さないこと、それが勝利のカギだ。

韓国製の生ゴミ乾燥機。makuakeのクラウドファンディングが成立して、代理店経由で日本に持ち込まれたもの。かなり優秀で、肉でも魚でもおよそ残飯は乾燥させられるし(果実等の水分の多いものは苦手)、綺麗に洗って使えば乾燥納豆や野菜チップス、干しエノキも作れる優れもの。

電源ボタンがトグル式で一度ONにすると稼働し続けるので、電気代を気にする人はコンセントタイマーを購入するといいかもしれない。

自治体によっては生ゴミ処理機に対して補助金申請もできるので結構安く買えたりもする。

キンチョール (大日本除虫菊)

コバエのメスは一度精子を受け取るとそれを蓄えておくことができ、無限に卵を産みつけられるので、見つけたらなんとしてでも殺さなければならない。そのための最有力候補だ。

これで死なないコバエはいないので、どんどん殺戮していこう。キンチョールは雑に使ってもキルが取れる壊れ武器だ。

天然由来成分のコバエよけ (アース製薬)

天然由来なら安心安全かという議論は置いておいて、殺虫効果もあるし、香りもよい。ただ、効くかと言われればあまり実感はない。水分もあるので逆効果感が拭えないし、それよりも生ゴミをこまめに袋に入れ縛って処分するほうが効果的だ。

ハッカ油 (健栄製薬)

水を張って数滴垂らしておくと寄り付かなくはなるが、強制力も殺傷力もない。かなりハッカの香りが強いので、苦手な人はやめておいたほうがよい。

デスハンド (物理)

物理最強。コバエは死ぬ。

番外編:蚊対策

アース渦巻香 (アース製薬)

蚊に刺されることはないが、コバエには効かない。DCMで販売しているジェネリック品よりも香りがいいので、高いがおすすめ。

カレンソウ (植物)

柑橘系のよい香りがする草。ただ育てているだけでは蚊には効かないとは言うが、これを育て始めてから蚊に刺されることはなくなったような気がする。乾燥にも強く勝手に育っていくので管理も楽。