わかりました。私はデザイナーです。
デザイナーはウェブデザイナーではない
コードを書いていくと最終的にユーザーに操作させるためのコントローラやビューというものにたどり着く。いわゆるユーザーインタフェースというものだ。これがまた難しく、直感的でわかりやすくないといけない。色を使いすぎず使わなすぎずいい塩梅にしないといけないし、ときには人間の特性をうまく利用して誘導するようなこともする。
しかし、私はプログラマであってデザイナーではないのだ。まずはカラーテーマのひとつでも決めないと始まらないと思ってデザイン担当の人間に聞きに行く。こうこうこれだからこんな感じで…。そんな話をするとどうも要領を得ない。よくよく話を聞いてみればデジタルやウェブデザインには疎く、そっちで勝手に決めてもらって構わないと言う。
いやいや、それじゃ困るし、デザインを統括しているのはデザイン部なのだからと粘ると、こんな感じですかね?と画面に映るカラーパレットの上でマウスカーソルをくいくいと動かして適当に色を選択する。はえー、カラーテーマってそんな適当に決めていいものなんだ。なんかもっとこう、HSL色空間で彩度と明度を維持させたまま回転させるとか…。HSLってなんですか?……エッ!?
プログラマはUIデザイナーである
そうこうしてなんとかカラーテーマは決まった。ところで昨今ではアクセシビリティの観点からライトテーマだけでなくダークテーマも用意することがよりよいとされている。なのでダークテーマのカラーテーマも必要だ。そう伝えると、……ダークテーマってなんですか?……エッ!?あのホラ、スマホアプリとかでよくあるこういう…。……ははあ、わかりました。ちょうどウチのブランド意匠も担当している顧問の先生もいらっしゃっているので聞いてみますね!となんか期待できそうな返事。ほほう、それは願ってもない。しかしその後音沙汰なし。
しばらく時間が空いてしまったのでどうなったか聞いてみれば、顧問の先生はダークテーマって何?それ必要?と言ってました。なのでそっちで決めていいのでは…とのこと。デザイン部のお墨付きだけ得られればいいです、もう私がやります、私はデザイナーです……。
結局プログラマが全部やる
そうでなければ私のマシンにプロ仕様のペイントツールが入っているわけがない。実務でも便利に使えるし、チームチャットにクソコラ画像を投下するのもお手のものだ。
「チームチャットの絵文字は〇〇さんが作ってくれると聞いたのですが?」作っているのは確かだが、そんな話はした覚えがない。