勤めている会社の情勢が怪しくなってきたので、ゆる~く転職活動でもしようかと思ってリクナビNEXTに登録してみたらオファーの嵐がやまない。企業側が求める条件に合致するユーザーに一括配信しているのだろうが、シラバス(ポートフォリオ)を共有しているにも関わらずまったく専門外の飲食店の店長やフォークリフトの作業員候補でオファーが飛んでくるのは笑いを禁じ得ない。これには数撃ちゃあたるという言葉すらも霞んでしまう。
DX担当人材
それでも自分の意向に沿うような会社や職種になると経営企画やDX担当人材1、RPA2での業務効率化という内容が目につくようになる。とはいえ、こうした一見やりがいのありそうな求人に飛びつくと痛い目にあうのではないかと訝しんでいる。
今やどこの会社も嘘でもAIやDXという言葉をどこかに使わないと暗黙のうちに古臭いJTC企業というレッテルを貼られてしまう。なので、実態が伴っていなくても、それをするための人材を募集するという体にすれば取り組む意欲はあることを市場に示すことはできる。
しかし、そんな見え見えの罠に引っかかるほうにも落ち度はあるが、いざ採用されてみればAIもDXもなく、協力体制もない中から新時代に向けた筋肉質な組織を作ってほしいと丸投げされかねない。下手を打てば信頼関係を構築できないまま引っ掻き回すだけに終わり、お互いに不幸な結果に終わってしまう。そうであってもそれをうまくやるのがDX担当人材に求められていることだ、というのはごもっともなご意見ではあるが、組織や人間心理というものを理解して、いくつか実体験を重ねるとDX担当人材を入れるだけではうまくいかないことがわかってくる。まったく会社というものは難しい。
なんてことを考えながらおすすめされた企業を見ているが、昨今の情勢で雇い止めが徐々に進んできているようで、本気で就活するとなれば正直きびしい戦いになるだろうとぼんやり考えている。