未認証ボットと認証済ボット

Discordボットには未認証ボットと認証済ボットがあります。未認証ボットには機能的な制限がありませんが、100サーバーまでしか導入できません。また、Discordによる認証もないので、製作者を信用できなかったり、ボットが要求する権限が想像以上に広いときには、よく考えた上で導入してください。

未認証ボットがある程度のサーバーに導入されると、認証ボットにするための認証プロセスを開始できるようになりますが、必要なものは以下のとおりです。

  • 身分証明書による本人確認
  • ボットの詳細情報
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

これらすべてを作成し、申告することで、審査を受けたのち認証ボットとなります。

すべてのボットは未認証ボットとして作成されます。DiscordのDeveloperページから誰でも新規ボットを登録できますが、ここで登録できるのはボットの情報に限られるので、ボットの実体としてのアプリケーションは別に用意しなければなりません。

未認証ボットの利点と欠点

作ろうとしているボットが身内向けの機能を含み、提供範囲を限定したいものであれば、未認証ボットで運用しても問題はないでしょう。ただし、Discordの認証はなく、導入できるサーバー数も上限があるので、広く不特定多数に利用してもらうことはできません。

認証済ボットの利点と欠点

便利なボットを作って広く使ってもらいたい、収益化したいといったケースでは認証ボットにすることがほぼ必須となります。一番の利点はDiscord App Directoryに掲載でき、世界中のユーザーから利用してもらえることです。

認証するにあたり、法律を遵守することが求められ、身内向けではできていた法的にグレーゾーンな行為はできなくなります。また、不特定多数のユーザーに利用されるので、不正対策も盛り込む必要があります。ユーザー数も際限なく増えるので、増える利用者への対策も重点項目となっていきます。

  • 誰向けなのかを考えて未認証・認証済ボットにするか決めよう
  • 認証ボットにするときは必要書類を用意しよう
  • 認証ボットは不正やユーザー数増加に備えよう

第10回 単体テストを書こう