式1.54 Aa=λa の両辺の形は、 Aa=a11⋮an1⋯⋱⋯a1n⋮anna1⋮an, λa=λa1⋮an となる。式変形して、 Aa−λa=EAa−λEa=(EA−λE)a=(A−λE)a=0 が成り立つ。もし (A−λE)a に逆行列 ((A−λE)a)−1 があれば左からそれをかけることで a=0 を得るが、これは定義1.28に矛盾する。したがって A−λE の逆行列は存在しない。